銅建値、週明けにも上昇か?
みなさん、こんにちは。
目下、銅建値10円の上げ余地あり?。
LME5000ドル近辺まで動き、為替が落ち着けば、週明けに610円ではないでしょうか?
今日は寒いですが、来週は本格的に春の訪れを感じられるそうで、銅建値もバーンッといきたいものです。
さて、IMHO、当面600円前後の相場が続くのではないでしょうか。
すでに銅相場は底を打ったと言ってよく、LMEは4800~5100ドルのレンジで推移するのではないだろうかと思います。
もっとも、銅建値に関していえば、為替の動きの方が影響力は大きいようですが。
こういう見通しを持っていても、ゴールドマンサックスの手に掛かれば、「金・銅・鉄鉱石・アルミニウムは売れ」
驚愕のレポートを出しました。
銅、アルミは今後1年かけて最大20%の下げが見込まれるとのこと。
銅は4000ドル、アルミは1350ドルです。
成長市場であれば、誰がやっても、人と同じことをしていても、儲かります。
しかし、成長市場にないとすれば、あるいは、通常、人と同じことをしていても儲からないとすれば、儲けるためには何をすればよいのか?
リーマンショックから学べることもあるのでは。
週末、時間があれば見に行こうと思います。
祝!銅建値が60万になりました
みなさん、こんにちは。
先週金曜日に、銅建値が60万(△3万)になりました。
ほぼ1カ月ぶりです。
これによって、バンバン取引ができるといいなあ・・・と思います。
さて、今回の上げは、なによりもLMEの上げです。
先週金曜日には、好調な米国雇用統計と中国・全人代開幕を受けて、一時5,059ドルを付けました。これは、昨年の11月5日以来です。
しかも、週間では7%の上昇を記録し、なんと2011年12月以来だそうです。
米国の雇用統計が堅調だったことを受けて、米国利上げ先送りが見込まれます。
かくしてドル安が進行し、非米国系には割安感が漂います。
また、移動平均線を超えたことから、チャートに基づくファンド筋や投資家の買いが入りやすい地合いです。
そして、原油価格も戻りつつある。
欧米投資家筋によると、「ショートカバーにせよ、ロングにせよ、ほぼすべてのファンドが買いを入れている。当面、上げのモメンタムに支えられるかもしれない。」
一方で、最近の戻りは「やりすぎ」と見る向きもあって、一筋縄ではいきません。
そんななか、上海の在庫水準がLME指定在庫量を上回っているとのこと。
中国の動きに注目の1週間になりそうです。
銅相場高騰?
みなさん、こんにちは。
銅相場が上がっています。なんと、現在、銅建値換算で590円まで来ました。
もう少しで600円まで行きそうな雰囲気です。
この上げですが、考えられる理由としては
① 人民銀行の「預金準備率引き下げ」に引き続く、新たな景気刺激策への期待。
※ただし、新華社からは、「さらなる景気刺激策は必要ではない」との論評あり。
② WTIで34ドル、原油1カ月ぶりの高値。
③ 米国ISM景況指数、リセッション入りは示唆せず。ゆえに「利上げなし」ドル安。
ざっと、こんなところが挙げられます。
また、LMEの「ロング」も増加しているとのことで、現段階では、相場上昇への期待が高まっていることは間違いないようです。
問題は、「持続力」です。
この上昇が打ち消されないことを祈るほかありません。
明日以降、米国雇用統計を待つ動きになるかもしれませんが、雰囲気的には、米国経済の悪化はなさそうです。したがって、原油価格と中国の景気刺激策に注目が向けられます。
「期待」だけだと、いち早く期待のしぼんだ人が勝ちみたいなことになりかねない・・・。
銅相場見通し
みなさん、おはようございます。
今現在、明日にも銅建値上昇が見込まれ、幸先の良い週の初めです。
今週の銅相場の見通しをまとめておきましょう。
先週末に閉幕したG20。
特別な何かはありませんでしたが、中国人民銀行が、さらなる金融緩和の余地を示唆したことにより、市場に落ち着きがもたらされたとの見方もある一方、週明け、すなわち今日の動きを見ないとわからないという向きもあります。
こういう地合いの中、今週はいくつか重要な統計指標の発表が相次ぎます。
3/1 中国…2月製造業購買担当者景況指数(PMI)
米国…ISM製造業景況指数
3/2 米国…ADP全米雇用報告
ベージュブック(地区連銀経済報告)
3/4 米国…雇用統計
これらの指標を通じて、まず、中国の数字が良ければ、銅相場の上昇につながる可能性が。ここ1年ぶりでLME指定の銅在庫が200,000トンを切っていることも追い風となります。たとえ指標が芳しくなくても、中国の経済刺激策への期待は根強いものがあり、さほどダメージにならないかもしれません。
米国指標では、先週末のGDP改定に引き続き、米国経済の堅調さが裏付けられれば、円安に振れると想定されます。ちなみに、米国経済の堅調さが裏付けられたと言って、3月利上げはないと思われます。
こうしてみると、銅相場も落ち着きを取り戻している感じがあります。
事実、23日までのComexに関するデータによると、投資家の売り持ちが再度減少に転じています。
もっとも、これは買戻しの問題でもあり、容易に相場の先行きを示すものとは言えないかもしれませんが。
ただ、4,700ドルも超えてくるようになり、「瞬間的には」上昇の一途をたどる・・・と見てもよいのではないでしょうか?
ただし、長期的には、優秀な人の見立てを信じるべきだと思います。
いかんせん、変化が目まぐるしく、付いて行くのにやっと・・・。
ブルームバーグ発:銅相場見通し
みなさん、こんにちは。
先日2万円戻した銅相場、現在、円高による下げの可能性が否めません。
厄介な状況が続いています。
ブルームバーグ発、銅相場の状況に関するレポートです。
(※在庫とポジションのグラフがあります。)
・ゴールドマンサックス、バークレイズとも、最近の上げ相場は続かないとの見通し
・世界の経済成長が一段落していることは明らか(「しゃっくり」している感じ)。
ゴールドマンサックスの見立てでは・・・
・今年末までに10%の下げ
・2018年まで相場は弱含み
・供給過剰は、昨年の339,000トンから、今年は665,000トンに
一方、バークレイズは、15日付けで、アメリカ、EUの経済成長リスクが銅相場の重しになるとの分析を明らかにしました。
このなかでは、米国製造業指数の落ち込みを指摘しています。
その他、在庫に関しては、先週、NY・ロンドン・上海の総量で4.6%増の547,004トンに、なかでも上海では、ここ1年で最多の15%増を記録しました。(グラフあり)
例のごとく、期待は中国へ向けられます。
人民銀行の金融緩和に、地方政府のインフラ投資、住宅市場の安定・・・
確かに中国の2桁成長は終わりましたが、なお、先進国以上の成長が続いています。
だから、銅の需要が止むことはない。ただ、過剰在庫の状態が続いているという話です。
・・・思えば、リーマンショックで陥った、世界の窮地からの脱出に、中国の4兆元(当時で、約56兆円)の投資は大いに役立ちました。
しかし、今、当時、やりすぎたがゆえに苦しんでいるわけです。
先進国の大規模金融緩和も、やっとアメリカが出口から顔を出したら、この有様です。
果たしてどうすればよかったのか、いろいろと学ばなければなりません。
日本でも、大規模金融緩和が続けられていますが、その効果は定かではありません。
にもかかわらず、出口戦略の議論は聞こえてきません。
僕はいつも、「次は出る、次は出す」と思ってパチンコ台の前に座り続けますが、すると手持ち資金が空になります。
昨日、銅建値が2万円戻りました
みなさん、こんにちは。
昨日、銅建値が2万上げの57万になりました。
外電に接する限り、市場では、”bearish”ポジションの解消が進みつつあるとのことです。
今後に期待を持てそうです。
しかし、その一方で、「銅価格が持ち直す根拠」を見出すこと簡単ではないようです。
大雑把にいえば、「リスク・オン」の姿勢が待ち望まれるということですが、それは”sentiment”の問題であり、「投機」の姿勢ともいえます。
そんななか、中国では1月、ハイブリッドや電気自動車の生産が140%の伸びを示したとのこと。
これは、中国経済が、そのエンジンを「インフラ・設備投資」から、先進国並みに「個人消費」に変換する第一歩かもしれません。
今後も要注目です。
悲報・・・銅建値が3万円下がりました
みなさん、こんにちは。
今朝、銅建値が3万円下がり、55万円になりました。
現在は、ドル円が113円台半ばで推移してるため、助けられているとも言えます。
さて、ここ日本で銅を扱っていると、外電も、とかく中国発のものに目が行きます。
事実、現在の資源市場の”sentiment”を、中国経済の減速感抜きには語れないはずです。
今週から、春節明けで市場活動が本格化してきます。
朗報を期待したいところではあります。
しかし、今後、中国を超え『EUの金融危機』が最大懸念となりそうな気配です。
ドイツ銀行による自行債権買戻しが発表されましたが、ココ債は含まれません。
これでは信用不安の発火点が存置されてしまい、根本的に先行き不透明感を払しょくするには至らないと思われます。
そのうえ、最近はめっきり話を聞かなくなったギリシャをはじめ、スペイン、ポルトガルなど、EU内には小さな火種がまだまだあります。
さて、万が一にもこれらが大問題に発展し、市場に混乱をもたらすとすれば、我々にはなす術がありません。
もっとも、我々だけでなく、政策当局者も同じです。
リーマンショック時には、『大規模な金融緩和』という手段がありました。
ところが、現在でも『大規模な金融緩和』が継続しています。ゆえに『打ち手がない』という点で非常に厳しい状況にあるといえます。
こと、足元の銅の引取に関しては、リーマンショック時には、まだモノの動きがあったと言います。
しかし、現在はそれが乏しいように思われてなりませんし、そう思われる方も多いはず。
いずれにしろ、いろいろな意味で大変な状況にあります。
「21世紀の資本」を、昨年末に読み返しました。
つまるところ、再度「資本家=金持ち」が優位な時代に戻った…ということです。
これは働いていても実感できるところであります。
結局「持てるものが勝ち、持たざる者は敗れ去る」社会になりつつあります。
米大統領選のバーニー・サンダースを支持する若者の多くは、このような社会に異議申し立てをしていると思います。
かく言う筆者は、自らの非力を前に、どっちでもいいや・・・という気分です。