銅相場下げ止まりか?
みなさん、こんにちは。
日経平均が600円超の下げで、節目の16,500円を割り込みました。2014年の10月以来、1年3カ月ぶりの水準です。
果たして、エコノミストや財界関係者のなかに、下値で16,500円を予想していた人がいたのか?
非常に怪しいものです。株式に関するサイトのZAIオンラインの中には、誰もいません。
かくして、年明け2週間足らずで予想が総ハズレの展開となっています。
もはや実需よりも思惑で動くのが金融市場でありまして、コモディティである銅の市場も全く同様です。
銅相場も4400ドルを回復しました。
これは、ひとえに、中国のGDPが、想像よりも「悪くはなかった」ためであり、また、景気減速に対して、景気刺激策発動への期待の高まりと受け止められています。
そして、ここにきて、中国だけでなく、日本やヨーロッパでの、さらなる金融緩和観測が芽生えつつあるもようです。
かくして、銅相場はひとまず安心といえるのかしら?