銅の供給不足懸念?
みなさん、おはようございます。
本日1発目のニュースはこちら。
リオ・ティントは、英・豪を中心に多国籍に事業展開する鉱業・資源企業です。
銅部門のボス、ジャン・セバスティアン・ジャック氏によると、銅の供給不足が、当初の予想よりも早く到来するとのこと。裏返せば、相場の戻りが予想よりも早まるとのことです。
同氏は、昨年12月に、2018年から2019年にかけて銅の供給懸念を表明していました。
ところが、2015年はじめの世界各地での鉱山稼働の低迷により、2015年の供給過剰見込は薄れ、供給懸念が、当初の予想よりも早く、ここ1年半から2年程度で来るのではないかということです。
これにより、今年中に、相場はそれを見込んだものになるだろうということです。
この供給懸念は各社に共有され、BHPビリトンは銅への投資を重視していたとのこと。
これら資源大手の動きを受け、「2017年に相場が跳ねる」との予想があります。
ドイツ銀行は、2017年に、15年・16年で平均$2.80の水準が、$3.17にまで上昇することを予測している次第です。
いずれにしろ、2017年まで相場は、長期的には落ち着きそうということでしょうか?
さて、日本の動きが銅相場に影響を及ぼすことはなく、むしろ一方的に影響を受けるだけというのは、何ともやりきれないものです。