世界の銅ニュース
みなさん、こんにちは。
昨日に引き続き、今日も世界の銅ニュースをお届けします。
ドル高と中国経済への先行き懸念から、8日(オーストラリア時間)のLME銅相場は軟調であった。当面アメリカの雇用統計に注目が集まっている。
中国の4月の輸出は前年比で6.4%減で、市場の期待を下回る結果となった。一方で輸入も16.2%減少し、2カ月連続での輸出入減少となっている。
(ちなみに、中国政府は今年の貿易総額6%アップを目標にしているが、これで1~4月で総額は前年比7.6%のマイナスとなっている。)
この結果を受けて、さらに中国政府の景気刺激策への期待が高まっているもよう。
一方で、ドル高は商品市場の相場維持をもたらしていたが、先日の「フォワード・ガイダンス」にみられるように、今後のFed(米連邦準備制度)の動きも気になるようす。
どうやら、昨日と今日を見る限り、今後の銅相場の形成要因として考えられるのは・・・
①中国の景気刺激策
②ドル高是正を含むアメリカの経済状況 (含む雇用統計)
といったところでしょうか・・・。
この辺は、また改めて考えてみます。
もうひとつ(あっては困る)ニュースをお届けします。
南アフリカのルステンブルク市で、18歳から55歳の容疑者12人が、200,000ランド(約190万くらい?)相当の盗品である銅線を積んだ車で、なんと80kmもカーチェイスを展開し、捕まりました。
実弾6発を装填した銃器を持っていたとのことで、恐るべし・・・。
相場が続くことを願っています。
では、また。