銅建値61万になりました
みなさん、おはようございます。
今朝、銅建値が1万アップで61万になりました。
昨今の市中の状況を見るにつけ、これによりドカーッとモノが動く気配はあまり感じられません。
日頃から、銅建値に左右される仕事に従事していると、落ち着きを求めるからなのか、トレンドというものが気になります。
日本国内の銅スクラップの輸出先でもある中国では、先日、大手銅精錬各社が来年の減産に合意したとの報道が流れました。
それによると、年間20万トン規模での減産になるようで、今年の生産量の5%前後に達するもようです。
サラリーマンの給料でも、会社の売上でも、5%の減少はそれなりのダメージがあることは想像に難くありません。
しかるに、昨日の銅相場では上昇どころか、むしろ続落です。
先ほど発表の製造業PMIは、49.6で、9月よりも▲0.2と悪化しました。
やはり、中国景気は冷え込みつつあるようです。
今週は、3日にECBの追加緩和、4日に米国雇用統計発表というように、市場に大きな影響を与える出来事が控えています。
最近の銅相場では、ドル高が上値の重しになりつつあるので、気になります。
もっとも、銅相場の上値が抑えられても、円安になればイーブン・・・とも思えますが、円安が消費者生活を直撃してきたのであまりうれしくありません。
ここ1,2年で、好きな革靴も、鞄も、軒並み値上げされてしまいました・・・。
中国がよくなく、銅相場も為替が絡んでややこしそうです。
景気のいい話がなく、湿っぽくなったので、終わりにします。
銅相場の見立ては、次の機会にでも。
今日も一日頑張りましょう。