銅相場、やや持ち直し?
おはようございます。
銅相場は上がりましたが、為替が1円も円高に振れました。
昨日、中国のCPIが発表され、前年同月比1.5%となり、大方の市場予想だった1.4%を上回り、ちょこっと買いが入った様子。
しかし、貿易統計同様に、1.5%という数字は安心な数字ではありません。
政府は、2015年目標を3.0%にしているからであり、最近の資源価格下落や供給過剰と需要の落ち込みを考えると、楽観視することは到底できません。
一方で、世界の大手銅精錬会社では、減産や投資を控える動きが相次いでいて、これらが相場維持に貢献している面もあります。
いずれにしても、もう少し相場が持ち直すには時間がかかりそうです。