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非鉄金属スクラップ問屋(株)増岡商店@東京のブログ

非鉄金属スクラップでおなじみの株式会社増岡商店の営業社員が、スクラップ業界に役立つニュース他、有益な情報をお届けします。

銅相場状況

みなさん、こんにちは。

ついつい2カ月近くも執筆を放棄していました。

そうこうしているうちに、先週から、ヤッターマンの銅建値620円ですョ。

いったいぜんたいなぜこんなに上がったのかしら?

 

LME銅相場、足元での前提をいくつか確認しておきましょう。

1 需給が引き締まりつつある

ゴールドマン・サックスが、”wall of supply"なんてことを言ったのはいつか?

彼らも今回の上げでは大きく損したことでしょう。

そう、供給過剰懸念は、大分和らいでいるもようです。

LME在庫減にも関わらず上海では増えていないことから、(中国での)実需に支えられていると理解されているようです。

2 テクニカル分析の壁を突破した

抵抗線やフィボナッチ・リトレイスメントなど、さまざまな分析から得た分岐点を突破することで、新規資金流入が相次ぎ、市場に勢いが付いた。

ベースメタル市場が、はじめてロボット取引に席巻されたとの見方もあります。

3 中国が安心できる

LME週間で議論されただけでなく、その後の統計からも、中国経済の回復が想定以上のペースで進んでいるというのが、市場関係者の大方の認識のようです。

さらに、来年は、秋に指導部刷新を控えていることから、中国経済をとんでもない方向に導くことはない・・・という安心感もある。

そもそも、さかのぼること10月25日、当時の上げは、中国国内での銅需要の高まりを背景としていました。もちろん、それに対しては、元安と、それをてこに、内外価格差を利用した裁定取引で儲けるというスキームの存在も指摘されました。

が、それもいまやどこ吹く風・・・という感じです(上海在庫が増えないので)。

 

で、どうなるか?

短期的には、今回の上昇で相当資金流入が相次いだようであり、それらの利益確定による売りのタイミング到来を避けて通れません。

しかし、長期的には中国の安定感があり、そこにアメリカの大規模公共投資とリフレ派の財政政策が加わることで、経済活性化。

そこから銅相場上昇というシナリオが描けるはずです。

為替も、アナリストが言うところの「トランプ」=「円高」シナリオは、短期的には嘘でした。

今後で見ると、性懲りもなく「95円から120円」なんていう、予想でも何でもないいい加減なことを言う人がいます。

 

ここは無責任言論の強み、筆者はずばり言い切ります。

来年は700円越えだと思います。

 

ひょっとしたら、金属スーパーサイクルよ、ふたたび?じゃないかなあ・・・。