銅相場のこれから
みなさん、おはようございます。
先週金曜日の英国国民投票結果を受けて、株式市場、為替市場は混乱に陥りましたが、LMEは比較的落ち着きを見せました。
たしかに売りは進みましたが、悲観的になるほどのものではありませんでした。
LMEそのものが、その参加者属性、特異なポジションから、「EU離脱のインパクトが重大なものにはならない」と言明したことが大きかったようです。
胴元は、手数料ビジネスですから。
散々、「実需」を離れた「金融商品」として扱われてきたにもかかわらず、この場に至って「実需」の裏付けのある参加者が多いことが、市場に落ち着きをもたらす。
不思議なものです。
困ったときの「実需」頼み・・・当面の間、「実需」に将来を託すほかありません。
いわゆる「ファンダメンタルズ」と言っても良いでしょう。
こうなると、世界の注目は、銅消費の45%を占める中国についての一択のようです。
中国発の良い情報が待ち遠しい月曜日の朝なのでした。