銅相場の見通し
みなさん、こんにちは。
筆者は、連休中も2日,6日と出社しましたが、世間では「今日から仕事」という人も多いのではないでしょうか?
通勤電車も、いつもの顔ぶれになったような気がします。
ところで、先週末に建値下げの記事を書きました。
で、今日はどうでしょうか?
5万の下げは、在庫評価損が一気に膨らむという点において、ノーガードでぼこぼこに殴られているような感じです。
だから、早く相場が持ちなおして欲しいのです。
1 良いニュース
2017年には銅の供給不足という事態が到来し、価格上昇が見込まれています。
2 良くないニュース
平均ボーナス額が6,500万にもなるというゴールドマン・サックスは、今後銅相場は、$4,500、$4,300、$4,000ドル(1年後)と推移すると、改めて公表しました。
3 良くないニュース
中国大連の先物市場では、鉄鉱石と鉄が相変わらず下げています。
3つだけですが、センチメント、ムードはネガティブな方向に向かっているような。
でも、良いニュースが出てくれば、これまでの経験則から、一気に買いが入り、ガラッと雰囲気も変わるので、首を長くして待ちましょう!
もっとも、まじめな話、中国の貿易統計で銅の輸入数量減少が確認されましたが、その背景が気になります。
価格差がなくなり、裁定取引が難しくなったからか?
在庫が、現にダブつき始めたのか?・・・
いずれにしても、中国なくして銅相場の持ち直しはありません。
この辺がクリアになると相場も持ちなおすのではないでしょうか?
最近、いつも中国頼みなために、「日本は何をしとんるんじゃ!」とばかりに、日本人である自分を卑下する気持ちが芽生えてきてしまいました。
なかなかややこしいものです。