ダイナミズム!
こんにちは!
新入社員のCuです(いつまで新入社員というフレーズを使用できるのか・・・)。
このブログを書かせて頂くのは2回目になるのですが、真面目な話題に挑戦してみたいと思います。
もうご存知の方がほとんどだと思いますが、昨日、下記のニュースが金融市場をにぎわしておりました!
このニュースで、振り回され、戸惑い、または歓喜に沸くなど、様々な人たちがいたと思います。たった一言二言で、相場を動かしてしまう日銀総裁の発言力には相変わらず驚いておりますが、もし自分がその立場を任されたら、生きている気がしない生活を送ると思います。
私たち銅スクラップを扱っているものとしても、為替の動きに注視していくことは最重要事項の一つと言っても過言ではありません。なぜなら、銅建値はLME銅相場に為替(ドル)を掛けた値だからです。大袈裟かもしれませんが、私たちの仕事も黒田総裁の発言で、振り回されることがあると思うと、この業界のダイナミズムを感じざるを得ません。
と、言いながらも私は何事もコツコツと精進して参ります。
外為オンラインのシニアアナリストである佐藤正和氏が要人の発言でどのように為替が動いたか表を作成しておりました。なかなか面白い視点の表なので紹介させて頂きます。
「What's going on ?」とは・・・
会話でよく使われる砕けた言い方で「何があったんだ?」「どうなっているんだ?」というような意味。為替はさまざま事が原因で動きます。その動いた要因を確認する意味で「What's going on ?」というタイトルを付けました。
日時 | 発言者 | 内容 | 市場への影響 |
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5/12 | ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 | 「今の段階で今後の金融政策の方向性を決定する必要はない。データを注視し、様子を見ている」講演で。 | ------ |
5/18 | エバンス・シカゴ連銀総裁 | 「私の経済見通しやリスクのバランスの評価からは、来年の早い時期まで利上げ開始に十分な自信が持てるようにはなれないというのが現在の認識だ」講演で。 | ------ |
5/22 | イエレン・FRB議長 | 「想定通りに景気の回復が続いた場合は、年内いずれかの時点でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標引き上の最初の措置を講じることが適切になるだろう」講演で。 | ドル円、ユーロドルともに ドル高が進行。 |
5/28 | 麻生・財務大臣 | 「足元の円安方向に、この数日間を見れば荒い動きがある」G7に参加する途中で。 | ドル円124円台半ばから123円台半ばまで急落。 |
6/3 | ドラギ・ECB総裁 | 「景気回復は裾野を広げ、内需は金融政策措置によってさらに支えられるはずだ。回復はわれわれの予想通りに進展している」理事会後の記者会見で。 | ユーロドル1.12台後半、ユーロ円140円台に。 |
6/10 | 黒田・日銀総裁 | 実行為替レートについて、「ここからさらに円安はありそうにない」衆院財務金融委員会で。 | ドル円、124円70銭から122円50銭近辺まで急落 |
http://www.gaitameonline.com/academy01.jsp
では、また。